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2005年08月 アーカイブ

2005年08月21日

beartblog start

a-perspectives をスタートさせてから2年。
いろいろなことがあった。
現在もいろいろなことのど真ん中にいる。
ノマドの窓」にも書いているが、日本全国の農村を駆け回っている。
自律的で共同的な地域コミュニティーの在り方、そういったコミュニティーと食や農との関連などが現在の興味の中心にある。
現場で見聞きしたり感じること、思うことをブログを通して発信していこう。

スタイルを変えながらも、また試行錯誤が始められることを嬉しく思う。

a-perspectives のパートナー石塚輝紀のmedialabも同時に展開されていく。
時には連動させていくだろう。両方の動きに注目して欲しい。

2005年08月29日

産地の憂鬱

今月は愛知県田原市をノマドしている。渥美半島という大産地。僕の回っている旧田原町はハウス菊、ハウストマト、ハウスメロン、ハウスミカン、露地メロン、露地スイカ、露地ブロッコリ、露地キャベツなど様々な作物を栽培している。
中山間地に行けば会うことのほとんどない「20代の若者」が就農している。それも、集落にゴロゴロいる。まあ、いないところもあるのだが。
そんな産地での憂鬱とは、「これだけ単価が低いと、工夫して努力して作るのがバカらしい。質の良いものを作ったってそれを評価してくれないんだ。カネにつながらないんだ」と言われること。同じことを何度も言われるから不思議だ。農家の生産意欲をそぐには、買い取る価格を低迷させておくこと。そうすれば、自然とやる気が減退し、離農者が増える。こういうのを「構造的暴力」というのだろうなぁ。狙ってやっているのか?
「どれだけ、安いか?」って。TVでキャベツがトラクターに潰されて無残に畑にすき込まれている映像を見ただろうか?田原では今は潰していないが、状況はなかなか切迫している。キャベツ8玉で10キロ箱になるのだが、それがいくらで引き取られると思う?「150円」ぐらい。で、ダンボール代が100円。出荷場まで持って行くガソリン代を考えたら完全な赤字だ。「損するために作る。そんなこと誰がやりたいと思う?」と農家。そりゃ、やる気も減退するさ。ああ、産地の憂鬱。
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