この1年、玄米を食べ続けました。
マクロビオティックの本を友人に薦められ、
読んでみたら「玄米から始めよう」といったことが書かれていた。
マクロビ自体には心酔しないけど、「玄米から始めよう」という話には納得した。
それまで、玄米を意識的に食べようという気持ちは全くなかった。
ただ、移動遊牧生活の中で「与えられる食」ばかりになり、食が根本的に乱れているとは感じていた。
どうにか、そこから脱したいとも思っていた。
「そうか、ひとまず玄米食にすれば良いのだ」と簡単に思ったのだった。
白米は水に浸しておくと腐る。
玄米は水に浸しておくと発芽する。
いのちがあるか、ないか。
ビタミンやミネラルがたっぷり含まれている部分を
せっせと削り取って、毎日食べるのが滑稽に感じられた。
圧力釜さえあれば、玄米は毎日食べられる。
赤村の無農薬栽培の玄米を買ってきて、毎日食べた。
自分で育てた米も玄米で食べる。
玄米食を実践している人間が周囲にけっこういたから、
いろいろコツを聞きながら、昆布や古代米、大豆、ときにはヒジキなんかも混ぜて炊く。
あ、自然海塩をちょろっと入れるのを忘れないように。
毎回、しっかり炊けているかなぁ、とドキドキしながら蓋を開ける。
フワ~と上がってくる蒸気の向こうで玄米はどんな姿をしているか。
最近は、ほぼ失敗なし。
ちょっと、早く火を止めたため生っぽいこともあるが、そんな時は再度加熱して蒸らすと美味しくなる。
ちょっとしたオコゲはそれで美味しい。
というわけで、食べ続けている。
そしたら、外食で食べる白米が物足りない、軽い、あまり美味しくないと感じるようになってしまった。
「何だこの実の入っていない米は」と思うこと多々あり。
僕はもう白米時代に戻れない舌と体質になってきている。
白米食が続くと玄米禁断症状がでるものね。
皆さん、この世界、思いの外に奥が深いよ。
覗いてみない?