メキシコ&エクアドルの食について
「メキシコとエクアドルどうだった?」と良く聞かれるのだが、もうちょっとフォーカスポイントを定めた問い掛けをして欲しいな、と時々思う。
大雑把な質問過ぎて「良かったよ」ぐらいの反応しかしない自分もいたりして。
例えば、食。
一番に思い浮かぶのは、「コカコーラ飲み過ぎやろ!」ということ。
水より安いという話もあって、メキシコもエクアドルもコカコーラだらけ。
2.5リットルのペットボトルのコーラが売っていて、みんなガブ飲み。
今の日本社会でペットボトルのお茶を飲むような感覚で、何はともあれコーラ。
ひどいところは、哺乳瓶にコーラらしい。
まさかねぇ。でも、ありえんでもないな。
砂糖は常習性があると言いますが、そのせいもあるのかもしれません。
そのせいか、メキシコもエクアドルも中年の肥満が目に付きます。
直感的にはメキシコの方が深刻そうです。
でも、トランジットで寄ったロスの空港職員の肥満ぶりの方がさらに深刻でした。
メキシコ&エクアドルの食は意外と単調でした。
トウモロコシ、トルティーヤ、豆、チーズ、チキン、これらがメインという印象です。
しかし、トウモロコシ、遺伝子組み換え作物の代表格でもありますね。
メキシコのトウモロコシは50%がGMO(遺伝子組み換え作物)との話もあります。
また、バイオエタノール需要が高まり、主食のトウモロコシが食べものとしてではなく、燃料として扱われているため、価格も上がり、庶民の生活を圧迫し始めているとか。
トルティーヤは普通100%トウモロコシの粉で作るのですが、小麦粉が混ざっているものが出始めているとの話もありました。

エクアドルにて白身魚(スズキ)のフライ。

メキシコのコーヒー農家の家での昼食。庭を駆け回っていただろうチキンが出てきた。各人ごとに入っている部位が違うのが印象的。

トルティーヤを焼く風景。鉄板の下に薪をくべて、シンプルに調理。でも、美味い。

メキシコにて、トセパンカリという宿泊施設で日常的に食べていた食事。トルティーヤ、野菜の煮物、サラダ、チーズ。
メキシコやエクアドルでこういった食事情の流れに抗して地産地消だとかスローフードといった動きがあまり見えてこなかった。短期的な滞在だったし、言葉も分からないため、情報として僕に入ってきていないだけかもしれない。
そんな社会に3週間ほどいて思ったのは、今の日本社会で動いている地産地消やスローフード系の動きは、相対的に見ればそれなりに活発なのかもしれないということ。そこそこ日本は食意識に関して進んでいるのではないかな、と思ってしまった。
もちろん、外食ばかりしていたら体調を崩すような質の低い食文化が蔓延している日本という一面も大いに理解している。
あくまでも、相対的な活発さとして感じたのでした。
久々に、日本の食を離れて3週間
玄米禁断症状は出ませんでした。
改めて、自分の環境適応能力の高さを感じています。
何処に行ってもしのいでいけそう。
でも、帰ってきて玄米&野菜&味噌汁の生活にホッとしている自分もいます。